JAWS Festa Kansai 2013 写真と動画で綴るイベントダイジェストレポート #jawsfesta

JAWS Festa Kansai 2013 写真と動画で綴るイベントダイジェストレポート #jawsfesta

Clock Icon2013.10.03

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先日UPした各社最強エバンジェリスト スペシャルパネルディスカッションに引き続き、JAWS Festa Kansai 2013のレポートです。2本目はイベント全体の模様を、写真を多めに交えてお伝えして行ければと思います。セッション的には今回計2つしか参加・聴講していないので、個別のセッション内容については各々参加された方々のブログやレポートを楽しみにしたいと思います。:-)

では、時間軸にならう形で朝イチからスタート!

2013/09/28(土) イベント当日

国民的連続ドラマの最終回で幕を開けたイベント当日

イベント自体は朝から始まるため、金曜日の業務終了後に前日入りの形で大阪へ。

そしてイベント当日の2013/09/28(土)は『あまちゃん』の最終回放映日でもありました。実は放送日を把握しておらず、直前になってその事を知ったという...(^^;)ちゃんと最終回を見届ける事が出来ました。その後に身支度を整え、30分前位に京セラドームに到着する予定でいざ現地へ。

当日の大阪地方はとても気持ちの良い晴れな日でした。

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会場入り口のある場所へ向かい、球場をぐるりと歩きます。イベント用のノボリと、当日同階で開催されていた某企業のフェア看板とともに。

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会場はドームの9階。エスカレーターを乗り継ぎ...

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入り口に到着!朝早めだったのもあり、この時点ではまだ会場の参加者はまばらな感じでした。

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開催会場=京セラドーム?

イベント告知がされた際、開催会場に『京セラドーム』という記述を見た時には『えっ?』と思った方も多いはずです。私もガッツリそう思いました。『グラウンド借り切ってやるの?』とか。

まぁ、実際はグラウンドを貸し使う訳では無く、ドーム内の施設である『スカイホール』を借りて行ったわけなんですけどね。以下資料では会場見取り図は直線となっていますが、

実際の(?)見取り図はこのような形となります。ドームの外壁が空洞というかフロアになっていて、その一区画を借り切っている訳ですね。

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ご覧のように、ゆるやかなカーブ掛かったフロア構成になっておりました。

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弊社ステッカーはこの日用に私も含めて数人で結構な量を持参してきたのですが、置いといて少ししたらもう無くなってる→更に補充→あれ?またもう無くなってる...の繰り返しでした。

stecker

秀逸なテープ芸(?)での部屋案内

会場はパーティション的なもので区切られてはいるものの、基本的には1つの大きな廊下的なイメージ。なので、移動する参加者にひと目で判別出来るように、床にテープで部屋の名前を記す事で案内標識的な役割を持たせておりました。基本的に各部屋毎に貼られていたのですが、割と凝ってた作りになってたのでざっとご紹介。

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本編開幕!

開会の挨拶を行う吉田さん(@yoshidashingo)。この日も吉田さんは普段通りの吉田さんでした。(意味深)

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開会挨拶時はこんな感じで割と人は集まり始めておりました。

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アンカンファレンスの冒頭、テーブル毎のテーマ説明。当初はテーブルに座ったままでの説明だったのですが、声が通らない(聞き取り辛い)と見るやすぐさま参加者を集合させて再度説明を行っておりました。この辺、場慣れしているスタッフならではの手際の良さを感じました。この場面のみならず、至るタイミング、場面でスタッフの皆さんの対応の臨機応変さや柔軟さが際立っていたのを目にする事が出来ました。

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早番アンカンファレンス

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午前中はアンカンファレンスのブースに陣取り、興味を持った話を伺う事に。早朝時間帯の中では個人的に『地方におけるAWSの現状ついて語ろう』に興味があったので、モデレータの後藤永吉さん、立花拓也さんに了承を取り、テーブル内でのディスカッションの様子を拝聴させて頂く事に。

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アンカンファレンスの時間中、全ての内容をヒアリング出来た訳ではないですが、ざっくり以下のような内容でした。『地方』と銘打っては居るものの、決して地方だけには留まらないような共感出来る内容も多く、とても有意義なテーマ(卓)だったと思います。以下は内容のざっくりまとめになります。

早番アンカンファレンス『地方におけるAWSの現状ついて語ろう』メモ

  • インフラエンジニアが不足している件について
    • そもそも(人数が)いない、というのは共通の悩み。また、地方であればあるほど、回線が引きづらい状況になっている。
    • インフラエンジニアが居ないからこそ、予算の都合も厳しくなり、またセキュリティも甘くなりがちである。
    • アプリもサーバも諸々兼務出来ている企業・エンジニア…というケースは少ない。
    • 地方の場合、企業がインフラエンジニアを必要としていない側面もある?インフラエンジニア側からも、必要性を働き掛けていく必要があるかも知れない。
    • データセンターを構築に必要とするか否かで、大変さは全然違ってくる。その点、AWSを使う場合はその大変さ、手間さが省ける事で(インフラエンジニアの)商売も地方では成立するかも?
    • セキュリティの穴を突く:セキュリティの面でかなり危険な事象を目の当たりにした事がある。そういうのを見ると、(インフラエンジニアの必要性を説く際に)リスキーではあるが、そういう点を指摘して『ほら、(本来アクセス出来ない部分に)触れちゃいますよ?』というように働き掛けていく部分も必要なのかもしれない。
    • インフラエンジニア側も安く提供したい、という思いはある。しかしどうやって提供して行くかとなると、物理的にサーバを購入して…というのは厳しいものがある。そこはAWSじゃなきゃ切り崩せない部分でもあるのかなと思う。
  • テストサーバーのデプロイについて
    • いざ環境を整えるとなると、手間が掛かる。テストサーバをコピーすれば簡単に環境を作れる?
    • はてなやmixi、DeNAでは(Perl界隈の)大規模サービス、サーバ事例等もある。でもそれらって結局は物理サーバのお話。
    • AWSを使って、開発用とテスト用の2つを準備出来てしまえる時点で感動モノでした。すごく嬉しい事だなと。
    • サーバのバージョンアップにも切り替えをRoute53で行う事で対応出来る。
    • そういう手軽さ、便利さが地方ユーザーにとっても『勝てる』ための要素になってきているのでは。
    • とりあえずやってみる、というのは大事。
      • 社内を説得しやすい、言葉で説明するよりもやってみせたほうが速い。セキュリティの面でも、『こうなっちゃいますよ』と説得しやすい。
      • また、無料利用枠を使って気軽に試せる。
  • レンタルサーバリプレイスについて
    • ホームページ+αな案件、サーバ側をAWSで移行するというケース。現状のレンタルサーバをどうする?という話は多い。
    • AWSが小慣れてきたのもあり、値段でも商売出来る!という形に。レンタルサーバをリプレースして行きたい。
    • でも技術的に説得しても響かない。そういう方々にパンチの効くような説得材料は何かある?
      • 勉強会に誘う、というのも手では。面白いし技術話が分からなくても響くものはある。勉強会を開く度に契約が動く感覚はある。
      • まずはお金の面、同額程度でAWSでもこれだけの事が出来る、と押していく。
      • 実情としては、月2〜3000円のプランでも100MBしか使ってない、というのもザラ。
      • であればマイクロインスタンスを借りて、上手いこと構成を工夫する事で改善出来る。
        • 後藤氏が以前(JAWS-UG東京 第16回)LTで発表した内容( JAWS-UG 東京 #16 LT in AWS Summit Tokyo 2013 ):1つのEC2に全部入り。という話。メールもDBも全部つけてIPは一杯付けて、というのでもあり。運用次第でまだまだ値段は下げられる。経費をどれだけ下げるか?がキー。

 

  • 少人数の悩み
    • 仕事を頂けるのは嬉しいけど…サーバの上に自分をレプリケーションして欲しい(笑)

   

  • 『社長が急にやる気を出す』あるある
    • AWSにすると◎◎が安くなる→営業させて来ようか?でも営業に知識が無い...
    • 少人数である上、意思決定を行う人が少ない。あまりにやる気にさせてしまうと、それはそれで大変。
    • 物理的な距離は近いが、心の壁が…(笑)

 

  • どう戦っていくか?
    • 『一人しかいない』からこそ、ヒアリングシート的なものが重要性を増してくる。
    • 『一人でやっている場合じゃない』という場合も含む?
    • テンプレを作っておくと、後が楽。
  • 『遠い』ゆえの悩み、交渉術
    • 地理的状況から、そう簡単に実際に会える状況では無い。その場合、1回は顔を合わせるべき?
    • 離島の場合、離島であればあるほど、連絡手段が重要になってくる。電話サポートにはお金が掛かる。Twilioを使う?
    • 連絡手段を使えるか否かで仕事の成否を左右してしまう可能性も。
      • チャットを使う…議事録等は作成するのも大変。チャットならログも残るし言った言わないを回避しやすい。
      • チケット管理システム…使ってもらえない場合、仕事自体に支障をきたす可能性も。
    • 実際に出向く事自体大きな負担となるので、その辺りを踏まえた見積をせざるを得ない場合も。逆にそこをポイントとして提案する事も。   (チャットワーク割、案件実績掲載で割引、等)

京セラドームにせっかく来たので...

午前のアンカンファレンス終了後、1Fのレストランで昼飯。入ってみて分かったんですが、食事しながらこんな感じで試合風景が観られるんですね!(テラス的な部分もあったが、ここに入るには事前にチケットを手配しておかないと入れないらしい)

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んで、練習風景観てたら居てもたってもいられなくなり...試合を観戦してきちゃいました!(・∀・)

奇跡の4打数連続本塁打を達成した助っ人アンド三冠王助っ人。

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球場内はこんな感じ。

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1塁側オリックスサイドの方はそこそこお客さんが入ってました。

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大谷〜!(アウェーだったせいか、そこまで声援は無かった)

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糸井〜!(幸運にもこの直後、本塁打を打ってくれました!)

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日米通算4000本安打を達成したあの人のブースも!

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日本国内初の200本安打を達成した時のスパイクが展示されていました。この辺りはやはりテンション上がりますね!

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…という訳でしばしの間、京セラドームで野球を満喫していたのでした。

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個人的目玉セッションだった『スペシャルパネルディスカッション』を聞く

この時点で2台持参していたMBAもデジカメもスマホも、全てバッテリーが無くなりかけていたので休憩も兼ねて充電スペースで情報整理等に勤しんでおりました。

そしていよいよ個人的に一番興味があった『スペシャルパネルディスカッション』の時間。前目の席に座り、賞味90分ひたすら豪華エバンジェリストのトークに耳を傾けておりました。期待に違わぬボリュームとコンテンツで満足x2。詳細は下記エントリにも記しておりますので宜しければご覧ください。

pd

blogentry-20130930

懇親会パートに行く前に、幾つかトピックをご紹介。

当日のイベントにはうちのボスも来ておりました。弊社からは植木さんも含めて都合3人が今回のイベントに参加していた事になります。ボスは昼に到着、夕方頃にはとんぼ返りで東京に戻っておりました。

休憩スペースで、AWS界隈の社長と事業部長のアンカンファレンスが勃発www #jawsfesta #jawsug http://t.co/x49fRoFOJY

— JAWS FESTA Kansai (@JAWS_FES_KANSAI) September 28, 2013

謎の『Redshift Girl』。Twitterにてある写真が収められていたので引用させて頂きます。個人的にはアングル、躍動感的にもイベント中ベ ストショットな一枚では無いかと思います(笑)

体を使って通常のDBとRedshiftの違いを表現w #jawsfesta pic.twitter.com/UGD1Ylc0s1

— Kie SAKURAI (@bond_honey) September 28, 2013

今回は本当に、並行セッションでどれを観るか・参加するかと非常に悩ましいチョイスが多かったイベントでした。それだけクオリティの高い内容だったのでは、と思います。

今や全国で活発な活動がされているJAWS-UGをどのように設計したのか、コミュニティリーダーの選定方法から、トライアングル作り、その連鎖手法含め本当に精緻に考えられている。流石小島さん。とても参考になります。 #jawsfesta pic.twitter.com/p6u5LaHVq9

— 常盤木龍治 (@ryuji_tokiwagi) September 28, 2013

大盛り上がりの懇親会

懇親会も同じく京セラドーム内の会場を一部構成変更して行われました。参加者人数も相当数居た模様です。200人近くにはなってたのかな?

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飛び込みありの懇親会LT、どれも熱い内容だったのですが、中でも一番盛り上がったのが次にご紹介するパフォーマンスだったのではないでしょうか。

出て来たのは堀内さん(TwitterID:@horiuchi)と得上さん(TwitterID:@tottokug)。スライド画像は以下のこれ1枚のみ。というかスライドは使いません。一体何をするんでしょうか?

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これはもう、実物を観てもらうのが一番良いでしょう。以下の動画をどうぞご覧あれ!

冒頭数十秒録画撮りそびれてしまっていますが、そこからは終了までカバーしています。2人の対比(超余裕の堀内さん、繋がらなかったり固まったりで焦る得上さん)、突如のアクシデント、温かい/熱い声援、そしてフィナーレ。LTをスピード対決で行うと言うのも仰天のアイデアですが、その5分の中でこれだけ面白い・熱い展開を見せてくれたというのは面白さを超えて感激でしたね〜。

『人間CluodFormation』を巡る戦いの歴史

ちなみにこの戦い、過去に歴史を遡る事が出来るようです。得上さんにその辺り独占インタビュー(a.k.a.Facebookメッセージ)で経緯を伺う事が出来ましたので以下にざっくり流れを整理します。

...という流れだったようです。得上さんに今後の展開についても伺ってみたところ、氏には更なる野望がある模様。この闘いはまだ終わる事は無さそうです。まだまだ目が話せませんね。刮目して待つべし!(しろめ


懇親会でのLTリストを含めたプログラムは以下の内容となります。こうして見てみると本当内容濃かったんだな〜と実感。

[表彰]
・JAWS-UG貢献賞:JAWS-UG大阪の比企さん

[飛び込みLT]
・染田貴志さん AWSであったホントに怖い話まとめ
・立花拓也さん ICDPまとめ
・額賀順子さん WordBench大阪からAWSに聞いてみようまとめ
・大栗宗さん 提案書ワークショップまとめ
・山口陽平さん ビッグデータしてますか?まとめ

[本編LT]
・村岡正和さん IE6は手遅れ
・星野豊さん RedshifはDWHだけじゃない- 導入したいけど高いとお思いのあなたへ -
・杉田知至さん WordBench大阪と俺
・ながとみちはるさん WordPressのフラグインを俺なりにあなあことしたり、こんなことしたり。
・大串肇さん 突発アクセスにもスケーリングで即対応出来ました!AWSって素敵
・新原雅司さん 人生が変わる愛の話
・後藤英吉さん 認定試験の話
・得上竜一さん CloudFormation vs 人間CloudFormation
・清水崇之さん AWSで自動化

という訳で大いに盛り上がった懇親会もお開きに。終了後の後片付けももの凄い速さで完了していました。この辺りJAWS-UGのスタッフの皆様&参加者の皆様の連携が成せる技ですね。最初から最後まで十分過ぎる位楽しめました。関わった全ての皆様、ありがとうございました!

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2013/09/29(日) イベント翌日

さすがにイベント終了後即帰京へ...と言うのは体力的に無理ゲーと判断し、翌日日曜日も大阪に宿泊していました。この日は勉強会・イベントと言うよりも大阪観光と言う感じでしたね(笑) こちらはイベント終了後〜翌日の風景写真をつらつらと並べる形で触れておこうと思います。

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まとめ

という訳で計2日間分、写真(&動画)成分多めでお送りして来た今回のまとめエントリ、いかがでしたでしょうか?会場の雰囲気や盛り上がり、大阪の雰囲気を感じ取って頂けたのであれば幸いです。

大阪の地然り、フェスタ然り、関東地方で行われる勉強会イベントとはまた違った雰囲気、違った良さを感じられる2泊3日でした。また機会があれば遠征してみたいと思います。

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